このまま今の会社で働き続けてていいのかな?でも、転職するにも方法がわからないし、失敗もできない。転職したことある人の考えを聞いてみたい!
こんなお悩みを抱えている方の少しでも参考になればと思います。
本記事の内容
- 転職を考える理由
- 転職に一歩踏み出せない理由
- 実際に転職してみての感想
本記事の信頼性
- この記事を書いている私は、医療事務歴約10年で現在クリニックに勤務しています。
- 関連する資格は、診療情報管理士、医療経営士3級を取得しています。
今回は、人生における一大イベントのひとつ「転職」について、「転職までの経緯と実際に転職してみての感想」についてお話していきます。
働いている人誰しもが、一度は考えたことがあるであろう「転職」。
特に、近年は昔と違って働き方が多種多様となり、一つの会社に定年まで勤めあげる、いわゆる「終身雇用制度」は、ほぼ崩壊しているのではないでしょうか。
また、同じ資格・職種でも、会社によっては働き方や給料が全然違う場合があります。
実際、私も結果的に転職前と後で同じ医療系の事務をしていますが、会社が違うだけで生活や生き方がガラッと変わった実感があります。
それでは、前置きはこの辺にして、早速ご紹介していきます!
転職を考える理由
まずは、私が実際に転職するうえで、そのきっかけとなった理由などを振り返りたいと思います。
- 職場環境・人間関係
- やりがい・達成感
- 給与
- 仕事と家族
- 他に働きたい会社がみつかった
1.職場環境・人間関係
実際、私は転職する前の会社では職場環境・人間関係はそれほど悪くはなかった気がしています。むしろ、いろいろな方々にお世話になり、上司など出会いには恵まれていたかもしれません。
ただ、大きな会社では、役職など立場が変わっていくことで、周りとの関係が少しずつ難しくなることがありました。
2.やりがい・達成感
社会人になり、それなりの年数と経験を重ね、今まで見えてこなかったものが見えてきた時、会社における将来の自分を漠然と想像するようになりました。
その時に、「今向かっているその将来のために夢を持って進むことができるか」の問いに、いつしか疑問を抱く状態なっていたのを覚えています。
3.給与
給与は、地域の中でも大きなほうの会社でしたので、それなりにいただいていたと思います。
ただ、どうしても年功序列の給与体系でしたので、役職がついても逆に年上の部下より給与が低いという状況はよくあることで、賞与も全員完全一律でしたので、モチベーションが上がりませんでした。
4.仕事と家族
家族、特に子どもができてからは、家族と過ごす時間を大切にしようと決めていました。
ですが、家族との時間を生み出せない時期が数か月続き、休みの日も仕事のことを少し考えてしまう状況ができてしまったので、このままではよくないと考えるようになりました。
5.他に働きたい会社がみつかった
そんな中、周りでも転職する人がいたこともあって、他の会社に興味を持つようになりました。
状況的に、自然と他の会社が魅力的に見えてきたのを覚えています。
続いて、それでも転職に一歩踏み出せない理由を解説していきます。
転職に一歩踏み出せない理由
- 現状の環境からの変化がこわい
- 転職活動の方法がわからない
- 引き止め
1.現状の環境からの変化がこわい
まずは、現状に不満を抱いていたり、他の会社で働きたいと思っていても、なんだかんだ今の状況から環境を変えるのは勇気がいるものです。私もそうでした。
今まで積み重ねてきた経験や知識、人脈などがムダにならないだろうか。給料はどうなるか。家族を養っていけるだろうか。などなど、不安は尽きません。
実際に私もめちゃくちゃ悩みました。しかも、決断したのがたまたま誕生日だったので、こんなに悩む誕生日なんてあるんだろうかというほど悩みました。
大事なのは、一歩を踏み出すことです。それは、なにより「自分」のためです。
踏み出したら、もう進むだけです。逆に、踏み出せないと、ずっと状況は変わりません。むしろ、現状維持は衰退するだけです。
2.転職の方法がわからない
そもそも転職したくても、どうやったらいいのか。
最近は転職活動にも様々な方法があると思います。ハローワークに行って求人紹介をしてもらう。転職サイトに登録して求人を探す。会社の求人説明会に参加する。など様々な方法があります。
私は、ハローワークで求人を探したり、リクルートの求人サイトに登録して、エージェントの方と電話面談をしたことがあります。
でも、なかなか「これだ」という会社の求人を見つけることができませんでした。
そんな時、ふと思ったのが、「そもそも求人をだしていなくても、自分を必要としてくれる会社はあるんじゃないか」ということです。
自分が会社側の立場だったら、求人を出していなくても自分みたいな人がきたら採用するかも・・と、根拠なしに思ってしまったんです。
結果論ですが、この方法で私は「ここで働きたい」と思った会社に見学希望で突撃し、たまたま病欠があったりしたこともあり、運よく採用してもらい現在に至ります。
ですので、転職の方法に「これが正しい」といったことはないと思うので、まずはここで働きたいという会社を見つけたら、求人を出していなくてもチャレンジしてみてください。
3.引き止め
同僚または上司からは当然のように引き止めにあうでしょう。
もちろん、これまで会社にお世話になったことは事実としてありますが、それとこれは別。
自分の人生のことに責任を持てるのは自分だけです。
助言、アドバイスとして聞き入れることは大事ですが、責任を持って自分で決断しましょう。
続いては、実際に転職してみての感想を紹介していきます。
実際に転職してみての感想
- 職場環境・人間関係
- やりがい・達成感
- 給与
- 仕事と家族
1.職場環境・人間関係
私の場合、転職前と後で業種が同じだったこともあり、想像していたよりは早く馴染むことができたと思います。
ただ、やはり会社が違うと文化が違うというか、朝礼や集会、会議の方法やタイムカードの押し方など、細かいところで「あれ?」と思うことは多々あります。
そこは、「郷に入っては郷に従え」で、まずは新しい文化を受け入れて、慣れてきたら少しずつ自分の色を出していけばいいのかなと思っています。
2.やりがい・達成感
転職後にどういったことを求めるかにもよると思いますが、私の場合は職場の方々に恵まれたおかげで、現在は新しい目標を持って、日々勉強しながら働くことができています。
また、今の会社は新しいことにチャレンジする姿勢を持った職員がとても多いので、私自身とてもやりがいを感じています。
3.給与
私の場合、役職なしの平社員からの再スタートで採用していただいたこともあり、基本給はかなり落ちました。
また、初めの年は賞与も満額ではなかったので、年収としてもかなり落ちました。
ただ、現在は役職も付き、少しずつ基本給が上がり、賞与も全員一律ではなく一定の評価でプラスアルファいただけるようなシステムになっていますので、前の会社にいた頃に近い年収になってきています。
私の性格上、今の職場の制度のほうがモチベーションが上がっている気がします。
4.仕事と家族
転職する直前は、家族との時間を確保するのが大変な状況でしたが、今の会社は基本的に家族のことを含めて仕事を大事にしている職員が多いので、どちらも充実できていると思います。
これが転職して一番よかったことだと思うし、本当に転職してよかったと思います。
まとめ:人生は一度きり。人生において仕事はその大部分を占める重要な要素。いい会社はきっとたくさんあるので、迷ったらまず行動しよう!
人生は一度きりです。仕事が辛い、つまらないでは、イコール人生が辛い、つまらないになってしまいます。
世の中にはいい会社はたくさんあると思うし、すばらしい人もたくさんいます。
思考停止になって何も動かなければ、何も変わらないし誰も助けてくれません。転職に正解はきっとないので、迷ったらまずは行動しましょう。きっと素敵な出会いが待っているはずです。
ちなみに、私は転職してからは休日の夜が憂鬱になったり、朝起きて仕事に行きたくないと思うことが一切なくなりました。むしろ、どうやったらより自分も会社も成長できるか少しワクワクするようになっています。
今回は、「転職までの経緯と実際に転職してみての感想」について紹介しました。